クロスオーバー

SANTANA

Santana [Santana III]

『サンタナIII』(原題:Santana)は、1971年にリリース3作目のスタジオ・アルバム。サンタナ初期の集大成とも言える作品。前作収録の「ネシャブールの出来事」のジャズ・フュージョン的要素をアルバム・サイズで展開したようですが、方向性に不満を持つメンバーとの間に深刻な対立が起こっていたそうです。当時17歳の若きギタリストのニール・ショーンが加入し、ツイン・リード・ギター体制となったアンサンブルには厚みとダイナミクスが加わる。シーラ Eの叔父でティンバレス奏者の第一人者コーク・エスコヴェートやグレッグ・エリコなどのゲストミュージシャンが参加している。もはやラテン・ロック、ブルース・ロックの範疇では括れない、プログレッシブ・ロックと呼んで差支えのない傑作。一番先鋭的な時代のサンタナ(・バンド)です。
JAZZ

Charles Earland [Leaving This Planet]

Charles Earland [Leaving This Planet]
JAZZ

Charles Earland [The Dynamite Brothers]

Charles Earland [The Dynamite Brothers]
JAZZ

Joe Henderson [Elements]

サックス奏者ジョー・ヘンダーソンの1974年発売のアルバム。ブルーノート時代に5作のリーダー作を残した彼は、独創的なフレーズと深みのあるダークなトーンで、独自の音楽スタイルを確立している。マイルストーンから8作目となる本作は全体的にダークな...
ROCK

La Düsseldorf [Viva]

La Düsseldorf [Viva] ラ・デュセルドルフ
JAZZ

Roy Ayers Ubiquity 「He’s Coming」

私はロイ・エアーズの良いとこ取りをしたコンピを一番愛聴していますが、アルバムでは本作「He's Coming」と「Stoned Soul Picnic」が好きで今でもよく聴きくアルバムです。70年代の「シャフト」に代表されるブラック・シネマのサントラ、マーヴィン・ゲイやスティービー・ワンダーらによるニュー・ソウル、ノーマン・ホイットフィールドが手掛けたザ・テンプテーションズに代表されるサイケデリックでファンキーなインストを聴いていた私の好みにに、ロイ・エアーズによるジャズ・ファンクがピタリとはまったのを思い出します。
JAZZ

Lee Morgan [The Last Session ]

本作は、黒人解放運動が盛んな時代におけるジャズの回答とも言える作品。本作を特徴づけるのは当時新進気鋭のテナー奏者、ビリー・ハーパーの2曲。コルトレーンの影響を独自のボイスに昇華したビリー・ハーパーの曲とプレイは、黒人霊歌のように厳かで本作の基調をなしている。
JAZZ

Donald Byrd [Ethiopian Knights]

71年ブルー・ノートから発売のドナルド・バードのアルバム。前後のアルバムとは音作りが異なり、ダークでミステリアス、重心の低い構築的なジャズ・ファンク。緻密に構成された音空間でバードのトランペット、ヴィブラフォン、テナー、エレピの名手たちがダークなトーンでソロを繰り広げる。
ROCK

Santana [Caravanserai]

Santana [Caravanserai] サンタナ『キャラバンサライ』『キャラバンサライ』は1972年にリリースされた4作目。同じコロンビアレコード所属のマイルス・デイビスの影響も言われるが、ファロア・サンダースやジョー・ヘンダーソン、コルトレーンの妻アリス・コルトレーンの作品で知られるインパルス系のスピリチュアルジャズの要素を取り入れている。サンタナは、ラテンロックの創始者としての音楽的冒険心と革新性を発揮し、新たな音楽的領域を拡張したアルバムだ。
自己紹介

 塩ロック RockCD1000

1万枚のCDと聴き続け溜まったロック愛をどうすればいいのか。中学生から聴き始めて保有する60年代、70年代、80年代のロック・レジェンド達、ちょっと希少なアーティストの素晴らしいCDを紹介していきます。でもロックだけではなくジャズやソウル、日本のロック、フュージョン、洋画&邦画ブルーレイ、書籍、ロックのボックスセット等気の向くまま一日一枚紹介します。