Rolling Stones

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Rolling Stones [Sticky Fingers]

ローリング・ストーンズの傑作「スティキー・フィンガーズ」を全曲解説します。71年発売アンディ・ウォーホルが手掛けたジッパー付きのアルバムカバーも有名なストーンズを代表する名作アルバムのひとつ。ミック・テイラーが2代目ギタリストとして初めてフルに関与したアルバム。ロックやブルース、カントリーなどアメリカ音楽の要素が融合され、ローリング・ストーンズのスタイルとして確立されている。
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Rolling Stones [Dirty Work]

トレンディな装いのジャケットはバブリーな時代を反映しているし、ストーンズの皆さんもよく撮影を頑張ったと思う。ミック・ジャガーのソロ活動にキースが腹を立て、バンド内の不和がアルバムに悪影響を与えたと指摘されているが、内容は悪くないと思う。キースはこのアルバムのリリース後、インタビューに答えて「100%出来に自信がある」言っていた。2曲ボーカル曲を採用しているのも初でありキースの主導で制作されたというのも納得である。(ソファーの真ん中に一人ドカ座りのキースの得意げなことよ。ミックの足はフロントマンとしての意地の表れだろうか。)いくつかの曲にチャーリー・ワッツやビルは参加せず、セッションマンが代わりを勤めている。
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Rolling Stones [Undercover of the Night]

前作「TATTOO YOU」は過去のアウトテイクの焼き直しだが、83年のこのアルバム「Undercover of the Night」はピカピカである(当時)。特筆すべきは録音とミックスが秀逸でハイレゾ時代の今でも音の質感を楽しめる音響設計だと思う。もう一つはヒップホップやNYの最新ディスコなど、時代に向き合った曲作りに取り組んだこと。最後にアルバムの歌詞とメッセージ。キースはこのアルバムのミックの詩は素晴らしいと言っていた。社会問題の提起にシニカルな視点にユーモアも。
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Rolling Stones [Emotional Rescue]

ローリングストーンズ エモーショナルレスキューを全曲解説しています。1980年に発売されたアルバム。全英、全米共に1位を記録した。かつてインタビューでミックジャガーは、このアルバムは半分くらい冗談みたいなもんだから真剣に受け止めないでと言った。前作『女たち』の成功を受け、前作で試みたディスコ・サウンドをさらに進化させ、レゲエやダブへもアプローチしたことから実験的作品と見なされる。
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Rolling Stones [Tattoo You]

Rolling Stones [Tattoo you] ローリング・ストーンズ『タトゥー・ユー』を全曲解説をしています1981年発売の「Tattoo You」は以前の録音セッションのアウトテイクに追加録音をし、作品としてまとめたアルバムである。LP時代の作品なので11曲収録で約44分23秒のアルバム。他のアルバムもそうだがこのくらいの収録曲数だとありがたく傾聴できる量である。個人的にはテナー・サックスの巨人ソニー・ロリンズを初めて知ったアルバムで、以後この巨人のアルバムを聴き集めすっかり虜になってしまいました。
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Rolling Stones [Exile on Main Street]

ローリング・ストーンズ72年の傑作アルバムの紹介です。半世紀前のロックのアルバムがいまだ傑作と言われ聴き継がれている。