
Rolling Stones [Dirty Work]
トレンディな装いのジャケットはバブリーな時代を反映しているし、ストーンズの皆さんもよく撮影を頑張ったと思う。ミック・ジャガーのソロ活動にキースが腹を立て、バンド内の不和がアルバムに悪影響を与えたと指摘されているが、内容は悪くないと思う。キースはこのアルバムのリリース後、インタビューに答えて「100%出来に自信がある」言っていた。2曲ボーカル曲を採用しているのも初でありキースの主導で制作されたというのも納得である。(ソファーの真ん中に一人ドカ座りのキースの得意げなことよ。ミックの足はフロントマンとしての意地の表れだろうか。)いくつかの曲にチャーリー・ワッツやビルは参加せず、セッションマンが代わりを勤めている。