
OASIS [Definitely Maybe]
久しぶりにアルバム情報や歌詞を眺めながら聴いてみました。ギャラガー兄弟の労働者階級出身者としての背景が、当時の社会の閉塞感や階級社会への怒りを歌詞やサウンドに反映させているようだ。英国でNo.1という成績も納得。私も当時、ラジオで流れた"Rock'n'Roll Star"を聴いた記憶があります。発売直後に手にした本作「Definitely Maybe」は、厚いギター・サウンドと、ビートルズ風のメロディやフレーズに、生意気さと気丈な歌詞が融合した彼らの登場は、私にも次世代の英国ロックの潮流を感じさせるものでした。