メロディアス・ハード vol.2

Tommy Shaw ROCK

やはり80年代半ば頃の曲に偏りますね。あの当時「セントエルモス・ファイヤー」に「トップ・ガン」、「フット・ルース」等のサントラから心震わせる素晴らしいテーマ曲が作られましたし。ナイト・レンジャーにブラック&ブルー、TOTOにヴァン・ヘイレン、KISSらのハード・ロック界隈からもメロディアス・ハードな名曲が沢山生み出されてます。本当にいい時代でした。

  • Remo’s Theme (What If) by Tommy Shaw
  • Winner Takes It All by Sammy Hagar 
  • St. Elmo’s Fire (Man in Motion) by John Parr 
  • Crazy Train by Ozzy Osbourne
  • Midnight Blue by Lou Gramm
  • Can’t Stop Lovin’ You by Van Halen
  • Midnight Blue by Lou Gramm
  • Heaven Sent by INXS
  • Can I play with madness by Iron Maiden
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 Remo’s Theme (What If) by Tommy Shaw
元Styxの貴公子トミー・ショウの85年のアルバム「What If」収録曲。甘く切ないボーカルも魅力的な、80年代半ばらしく洗練されたメロディアスなハードロック。金髪でハンサムなショウは、後にテッド・ニュージェント、ナイトレンジャーのジャック・ブレイズらとダム・ヤンキーズを結成する。ソングライター、ギタリストとして確かなキャリアと技量をもったアーティスト。全然知らないけど映画「Remo Williams: The Adventure Begins」のテーマソングらしい。

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Winner Takes It All by Sammy Hagar 
87年シルベスター・スタローン主演映画「オーバー・ザ・トップ」の主題歌。父親失格のダメ親父がアームレスリングのチャンピオンを目指す父と子のスポコン・ロード映画。キャップをクルリと戦闘モードに入るシーンが曲と共に甦る。パワフルでメリハリの効いたハードロックですが、ジョルジオ・モロダーの曲らしく少しだけディスコ調。エディ・ヴァン・ヘイレンのベースギターソロが有名。

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St. Elmo’s Fire (Man in Motion) by John Parr 
85年映画『セント・エルモス・ファイアー』の主題歌。記憶喪失というギミックで登場したジョン・パーが歌ったこの曲は、アメリカのビルボードホット100チャートで1位を獲得。2週間その座を維持した。躍動的なメロディに、力強くエモーショナルなジョン・パーの歌唱がハード&メロディアス。大ヒットするのも納得。デビット・フォスターの作曲で、作詞はジョン・パー。いい曲です。

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Crazy Train by Ozzy Osbourne
80年ブラック・サバスを脱退したオジー・オズボーンのソロデビューアルバム「Blizzard of Ozz」の収録曲。 ランディ・ローズのギター・リフが光るオジーの代表曲。キャッチーなフックのある、身も弾むアメリカンなハードロック。ナイト・レンジャーのジャック・ブレイズや俳優ジャック・ブラック、元ガンズのスラッシュらそうそうたるメンバーがカバーする定番。

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Can’t Stop Lovin’ You by Van Halen
1995年アルバム「Balance」収録曲。この曲は、サミー・ヘイガーがボーカルを務めるヴァン・ヘイレンの代表曲。シングルはビルボードHot 100で30位が最高位。ポップ過ぎると非難されるが、ブルース・フェアバーのプロデュースによるヒット狙いだけにメロディアスでハードな名曲。ヘイガーの歌のうまさに、エディによる歌伴も素晴らしい。

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Midnight Blue by Lou Gramm
87年のアルバム「 Ready or Not」の収録曲。ビルボードHot 100で5位が最高位。元フォリナーのグラムの最大のヒット曲。フォリーのアンソロジーにも収録されていたが、フォリナーよりはキャチーなフックのあるポップなロック。躍動感のある演奏に、素晴らしく覚醒したグラムの歌唱とコーラス。

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Heaven Sent by INXS
92年アルバム『Welcome To Wherever You Are』からのリードシングル。アメリカでヒットし、ビルボードHot 100で4位が最高位。INXSといえば「スーサイド・ブロンド」のようにダンス・ビートのヒット曲が多い印象でしたが、ここではロック回帰モード。メロディアスではないがギターもハードに疾走するキャチーな曲。元ネタは79年の録音“Eddie & the Hot Rods”の未発表スタジオアルバム収録の”Romance in a Used Car” だと思います。

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Can I play with madness by Iron Maiden
1988年のアルバム『Seventh Son of a Seventh Son』の収録曲。エイドリアン・スミス、ブルース・ディッキンソン、スティーブ・ハリスによる作曲。ヘビーメタルとは言い難い、メイデンしてはポップな曲。イギリスのシングルチャートでは3位まで上昇したが、アメリカでは受けなかったそう。カラっとしたギター・リフは明快で、現在ではライトなメタルファンにも浸透し、ライブでも大受けする曲のひとつ。ギタリストのエイドリアン・スミス主導の曲のようで、ライブでもフューチャーされ少し歌っている。

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